肺炎連鎖球菌のin vivoおよびin vitro感染における、新規ニューモリシン阻害剤としてのイソラムネチン
Isorhamnetin as a novel inhibitor of pneumolysin against Streptococcus pneumoniae infection in vivo/in vitro
- 出典:
- Microbial Pathogenesis
- 2023
- 185
- 106382
- DOI:
- 10.1016/j.micpath.2023.106382
- 要旨:
- Vitro: 肺炎連鎖球菌の毒性因子ニューモリシンは、A549細胞に溶血を誘発した。しかし、イソラムネチンの存在下では細胞傷害が軽減され、イソラムネチンをニューモリシン阻害剤と認めた。イソラムネチンはまた、肺炎連鎖球菌のバイオフィルム形成も阻害した。Vivo: 肺炎連鎖球菌を感染させた動物モデルにイソラムネチンを投与すると、肺組織の損傷を改善した。