坐骨神経損傷のモデルラットにおける、ケルセチンの効果の形態学的および生化学的評価
A morphological and biochemical evaluation of the effects of quercetin on experimental sciatic nerve damage in rats
- 出典:
- Experimental and Therapeutic Medicine
- 2018
- 15
- 3215-3224
- DOI:
- 10.3892/etm.2018.5824
- 要旨:
- 外傷で惹起した坐骨神経損傷のモデルラットに、ケルセチンを投与した。坐骨神経損傷がもたらしたミエリン鞘の厚さ・神経線維の直径・有髄神経線維の減少は、ケルセチンが有意に改善した。ケルセチンはまた、神経組織のマロンジアルデヒドを減少し、血中のカタラーゼ活性を増大して、抗酸化作用を発揮した。