遊離脂肪酸が肝細胞に誘発した酸化ストレスの減少は、イソケルシトリンの脂質低下効果に寄与する
Reduced Oxidative Stress Contributes to the Lipid Lowering Effects of Isoquercitrin in Free Fatty Acids Induced Hepatocytes
- 出典:
- Oxidative Medicine and Cellular Longevity
- 2014
- 2014
- 313602
- DOI:
- 10.1155/2014/313602
- 要旨:
- 遊離脂肪酸で刺激した肝細胞にイソケルシトリンを投与すると、活性酸素種と過剰に誘発した脂質を低減した。遊離脂肪酸によって細胞内で上昇した中性脂肪とマロンジアルデヒドも、イソケルシトリンが低下した。イソケルシトリンの抗酸化作用と脂質低減作用とが相関していることも明らかになった。イソケルシトリンはまた、遊離脂肪酸とリポ多糖を共投与した肝細胞にて、酸化ストレスと炎症サイトカインの両方を低減した。