ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンと男性の生殖能力: 文献の総説

Quercetin and Male Fertility: A Literature Review

著作名:
Sahar Poudineh
Alireza Sarlak
Shima Mohamadian
Siamak Najafi
Esmaeil Behzadi
Maryam Poudineh
出典:
Journal of Health Sciences and Surveillance System
2023
11
679-685
DOI:
10.30476/jhsss.2022.95139.1574
キーワード:
総説
男性不妊
ケルセチン
抗酸化作用
重金属
精子保護
精巣保護
要旨:
ケルセチンが有する男性不妊の予防効果を論じた総説。男性不妊は、抗酸化防御が不十分な精子が、酸化ストレスと重金属を中心とする有毒物質の影響であることが前提条件である。ケルセチンは、抗酸化作用により活性酸素種を除去し、構造的な機能として有毒な重金属そのをキレート化する。本総説では、ケルセチンの抗酸化作用に基づく精子保護と、重金属の除去による精巣保護を論じる。