ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Keap1/Nrf2/HO-1シグナル伝達経路を介してケルセチンは、ラットの糖尿病性腎症を軽減する

Quercetin Mitigates Diabetic Nephropathy in Rats via Keap1/Nrf2/HO-1 Signaling Pathway

著作名:
Ankita Desai
Hital Shah
Anjali Patel
Tejal R. Gandhi
出典:
Journal of Natural Remedies
2023
23
1009–1024
DOI:
10.18311/jnr/2023/33313
キーワード:
糖尿病性腎症
ラット
ケルセチン
Nrf2
高血糖
抗酸化作用
抗炎症作用
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病性腎症のモデルラットに、ケルセチンを投与した。その結果、上昇した血中のグルコースとクレアチニンを用量依存的に低減し、インスリン抵抗性を改善した。ケルセチンは腎組織のNrf2の発現を大幅に増大した結果、抗酸化作用と抗炎症作用を発揮して、高血糖に起因する酸化的損傷を顕著に軽減した。