ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

スポーツと運動におけるケルセチン: 総説

Quercetin in Sports and Exercise: A review

著作名:
Jennifer Kurtz
Trisha A. VanDusseldorp
Brent Uken
Jeff Otis
出典:
International Journal of Exercise Science
2023
16
1334-1384
DOI:
?
キーワード:
スポーツ
運動
ケルセチン
臨床研究
システマティックレビュー
要旨:
スポーツおよび運動における、ケルセチンの臨床研究34件のシステマティックレビュー。ケルセチンの摂取量は500~3000 mgであり、運動15~60分前の摂取もしくは7日~8週間の摂取期間である。主なケルセチンの効果として、最大酸素摂取量の向上・疲労困憊までの時間延長・疲労の軽減・筋肉痛の軽減・強度の向上・トルク速度の向上・神経筋能力の向上が挙げられる。ケルセチンが影響するバイオマーカーは、クレアチンキナーゼ・C反応性蛋白質・乳酸脱水素酵素・炎症関連・過酸化脂質関連が挙げられる。