ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Box-Behnken実験計画を利用して調製した、ケルセチンを含むアルギン酸ナトリウム/コラーゲン/窒化ホウ素酸の有望な創傷被覆材

Quercetin-loaded sodium alginate/collagen/h-boron nitride potential wound dressings prepared using the Box-Behnken experimental design

要旨:
アルギン酸ナトリウム/コラーゲン/窒化ホウ素酸より成る膜にケルセチンを担持し、Box-Behnken実験計画にてケルセチンの放出を最適化した。得られた膜製剤は、黄色ブドウ球菌とcandida albicansに強い抗菌活性を示した。この膜よりケルセチンの放出が24時間持続して、創傷治療に新しい可能性を提供した。