ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

キトサン/カーボンナノチューブ複合材料: カルボキシメチルセルロースで修飾して、癌治療のためにケルセチンの放出を制御する

Chitosan-Carbon nanotube Composite: An approach for controlled release of Quercetin, Modified with carboxymethyl Cellulose, for potential Anti-Cancer therapy

要旨:
キトサン/カルボキシメチルセルロース/カーボンナノチューブから成るナノ複合材料に、ケルセチンを担持した。得られたナノ複合材料はフリーのケルセチンと比べて、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7に高い細胞毒性を示した。複合材料によるケルセチンの徐放性の改善は、MCF-7のアポトーシスを高め、生存率の低下につながった。