ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ビタミンD欠乏食に起因する中年マウスの肝臓における概日リズム機能不全は、ケルセチンが改善する

Quercetin improved hepatic circadian rhythm dysfunction in middle-aged mice fed with vitamin D-deficient diet

著作名:
Rui Li
Guiping Wang
Ruitong Liu
Lan Luo
Ying Zhang
Zhongxiao Wan
出典:
Journal of Physiology and Biochemistry
2024
80
137–147
DOI:
10.1007/s13105-023-00990-0
キーワード:
マウス
ビタミンD
概日リズム
時計遺伝子
ケルセチン
動物実験
要旨:
中年マウスをランダムに4群に分け、12時間ずつ交互に明暗周期に晒した。1) 対照群、2) ビタミンD欠乏食群、3) ケルセチン投与群、4) ビタミンD欠乏食+ケルセチン投与群。投与期間終了後に、明周期および暗周期の開始1時間後それぞれにおける、時計遺伝子の発現状況を比較した。その結果、ビタミンD欠乏食群に見られた時計遺伝子の発現異常は、ケルセチンによる改善を認めた。