ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

タマネギ廃棄物由来のケルセチンの亜急性投与がマウスの海馬に及ぼす影響: 組織学的アプローチ

Effects of Sub-acute Administration of Onion Waste Quercetin on the Hippocampus of Mice: A Histological Approach

著作名:
Nathan Dibal
Samaila Musa Chiroma
Martha Orendu Oche Attah
Sunday Joseph Manye
出典:
Gazi University Journal of Science
2024
37
546-554
DOI:
10.35378/gujs.1272285
キーワード:
マウス
ケルセチン
海馬
歯状回
正常細胞
変性細胞
動物実験
要旨:
マウスを4群に分け、0, 95, 190, 380 mg/kgのケルセチンを28日間投与した後の、海馬と歯状回(海馬の入口に位置して電気信号を最初に受取り、海馬に送る部位)の状態を顕微鏡で観察した。95群は対照(0群)と比べて、海馬および歯状回の正常細胞を有意に増加し(P<0.05)、変性細胞を有意に減少した(P<0.05)。しかし、190群では海馬CA3領域の変性細胞が増加した。