オートファジーによるAblの枯渇は、種を超えたアルツハイマー病におけるケルセチンの有益な効果を媒介する
Abl depletion via autophagy mediates the beneficial effects of quercetin against Alzheimer pathology across species
- 著作名：
- Alfonso Schiavi
- Claudia Cirotti
- Lora-Sophie Gerber
- Giulia Di Lauro
- Silvia Maglioni
- Priscila Yumi Tanaka Shibao
- Sabrina Montresor
- Janine Kirstein
- Patrick Petzsch
- Karl Köhrer
- Roel P. F. Schins
- Tina Wahle
- Daniela Barilà
- Natascia Ventura
- 出典：
- Cell Death Discovery
- 2023
- 9
- 376
- DOI：
- 10.1038/s41420-023-01592-x
- 要旨：
- アミロイドβで惹起した線虫のアルツハイマー病モデルにケルセチンを投与すると、時間当たりに体を曲げる回数が増大し、餌に対する関心が増大した。ケルセチンはまた、哺乳動物細胞におけるアミロイドβの分泌を減少した。ケルセチンの有益な効果は、オートファジー依存性のAblチロシンキナーゼの発現低下が媒介した。ケルセチンによるアミロイドβ毒性に対するケルセチンの保護効果には、Ablの抑制時にオートファジーを必要とした。