ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

TLR4/NF-κB経路を介したカスパーゼ-1と炎症因子との減少により、ケルセチンは急性虫垂炎に効果を発揮する

Effect of quercetin on acute appendicitis by reduction of Caspase-1 and inflammatory factors release through Toll-like receptor 4/nuclear factor kappa-B pathway

著作名:
Gang Wang
Dan Han
Qingyu Zhang
出典:
Materials Express
2023
13
2004-2010
DOI:
10.1166/mex.2023.2551
キーワード:
急性虫垂炎
ラット
ケルセチン
抗炎症作用
TLR4/NF-κB
カスパーゼ-1
動物実験
要旨:
急性虫垂炎のモデルラットにケルセチンを投与すると、組織の炎症を大幅に緩和し、TLR4とNF-κBの発現低下と関連していた。ケルセチンはまた、TLR4とNF-κBの発現も阻害した。ケルセチンによるTLR4/NF-κB経路の抑制は、カスパーゼ-1の発現を阻害して、急性虫垂炎における炎症応答を抑制した。