ケルセチンはI型インターフェロンを誘導して、in vitroおよびin vivoにて口蹄疫ウィルスに予防効果を発揮する
Preventive effects of quercetin against foot-and-mouth disease virus in vitro and in vivo by inducing type I interferon
- 出典:
- Frontiers in Microbiology
- 2023
- 14
- 1121830
- DOI:
- 10.3389/fmicb.2023.1121830
- 要旨:
- Virto: 口蹄疫ウィルス(FMDV)に感染したブタLFBK細胞にケルセチンを投与すると、濃度依存的にFMDVの増殖を抑制して、EC50値は6.68±0.50 μMであった。ケルセチンはインターフェロン-α(IFN-α)を誘導し、IFN-α刺激遺伝子を上方調節した。Vivo: FMDVに感染したマウスにケルセチンを投与すると、IFN-α・IFN-β・IFN-γ・IL-12・IL-15の産出を誘導して、生存率を向上した。