ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンを含む両性イオンポリマーの合成・生物活性評価・細胞イメージング

Synthesis, Bioactivity Evaluation, and Cell Imaging of Isorhamnetin Zwitterionic Polymers

著作名:
Lei Zhao
Dacheng Jiang
出典:
Russian Journal of Bioorganic Chemistry
2023
49
1309–1318
DOI:
10.1134/S1068162023060110
キーワード:
イソラムネチン
両性イオン基
ポリ(メタクリル酸カルボキシベタイン)
結腸癌
HCT-116
子宮頸癌
HeLa
要旨:
イソラムネチンのフェノール4か所に両性イオン基を導入して、5種類の酸イオン性ポリマーを調製した。イソラムネチンーポリ(メタクリル酸カルボキシベタイン)を2種類得たが、ヒト由来結腸癌細胞株HCT-116およびヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaに増殖阻害活性を示した。また、HeLa細胞のリポソームおよび核へのポリマー製剤の侵入を確認した。