ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アポトーシスを制御するケルセチンとマイクロRNAとの相互作用: 新たな癌の治療戦略となるか?

Quercetin and microRNA Interplay in Apoptosis Regulation: A New Therapeutic Strategy for Cancer?

著作名:
Zicheng Wang
Yanqing Liu
Zatollah Asemi
出典:
Current Medicinal Chemistry
2023
30
in press
DOI:
10.2174/0109298673259466231031050437
キーワード:
総説
ケルセチン
マイクロRNA
腫瘍細胞
アポトーシス
要旨:
ケルセチンがマイクロRNAに及ぼす影響をまとめた総説。抗癌剤の殆どはアポトーシスを開始して腫瘍細胞を除去するが、植物由来の天然物であるケルセチンは副作用が少ない利点がある。マイクロRNAは癌細胞のアポトーシスにおいて重要な役割を果たす。本総説では、マイクロRNAのアポトーシスの誘導または阻害におけるケルセチンの効果を論じる。