若年成人のレジスタンス運動の前後における、運動単位の活動と筋肉の収縮特性に7日間のケルセチン摂取が与える影響
Effects of 7-day quercetin intervention on motor unit activity and muscle contractile properties before and after resistance exercise in young adults randomized controlled trials
- 出典:
- Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism
- 2024
- 49
- 447–458
- DOI:
- 10.1139/apnm-2023-0208
- 要旨:
- 若年成人男性20名を対象とする、無作為化二重盲検臨床研究。1日目に筋力トレーニングを行い、その前後に、外側広筋の最大下収縮中における運動単位の発火率と動員閾値を測定した。その後、被験者を2群に分け、介入群は酵素処理イソケルシトリン200 mg、対照群はプラセボをそれぞれ7日間摂取した。8日目に1日目と同様の測定を行ったところ、運動単位の動員閾値は、介入群で大幅に低下したが(P<0.001)、対照群では変化を認めなかった。介入群における動員閾値の変化は運動単位発火率と有意に相関していたが(P=0.014, r=−0.363)、対照群では相関を認めなかった(r=−0.518)。