ナノ化したケルセチンは酸化ストレスとアポトーシスを抑制して、トリアゾホスがラットに誘発した精巣毒性を軽減する
Nano-quercetin mitigates triazophos-induced testicular toxicity in rats by suppressing oxidative stress and apoptosis
- 著作名:
- K. S. Suhas
- Shubham Vijapure
- Supriya Yadav
- Madhu Ramesh
- M. Saminathan
- Kaveri Jambagi
- Bindu Suresh
- C. L. Madhu
- Ajay Kumar
- Vikash Chandra
- Avinash G. Telang
- 出典:
- Food and Chemical Toxicology
- 2023
- 183
- 114331
- DOI:
- 10.1016/j.fct.2023.114331
- 要旨:
- 殺虫剤トリアゾホスを投与したラットは、精巣細胞内のステロイド生成酵素が低下して、卵胞刺激ホルモンとテストステロンの産出が低減した。トリアゾホスはまた、精巣に活性酸素種と過酸化脂質を増加し、ミトコンドリア膜電位を低下し、アポトーシスを誘導した。ナノ化したケルセチンもしくは通常のケルセチンを投与すると、この様な異常を改善したが、ナノ化によるより優れた効果を認めた。