ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マウスの抗不安様効果における、トウダイグサ葉から得た酢酸エチル画分とケルセチンの、GABAA /ベンゾジアゼピン受容体への関与

A plausible involvement of GABAA/benzodiazepine receptor in the anxiolytic-like effect of ethyl acetate fraction and quercetin isolated from Ricinus communis Linn. leaves in mice

要旨:
インドの伝統療法にて、中枢神経不全の治療に用いられている、トウダイグサ(Ricinus communis Linn.)葉抽出物の成分研究。トウダイグサ葉エキス・ケルセチン・ピロガロール(後の2種は主成分)のそれぞれを、マウスを用いた各種行動テスト(オープンフィールド試験・高架式十字迷路試験・ロータロッド試験)に付した。その結果、ケルセチンの抗不安効果とGABAA/ベンゾジアゼピン受容体への作用が確認された。