ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

レトロゾールが誘発した多嚢胞性卵巣症候群のモデルラットにて、卵巣・子宮・肝腎を治療するケルセチン

Quercetin as Therapeutic Source for Ovarian, Uterine, and Hepato-Renal Profile of Sprague Dawley Rats with Letrozole-Induced Polycystic Ovarian Syndrome

著作名:
Ghazala Waris
Asma Ahmed
Rehana Badar
Samra Hafeez
Hasan Akbar Khan
出典:
Journal of Population Therapeutics and Clinical Pharmacology
2023
30
312–321
DOI:
10.53555/jptcp.v30i19.3641
キーワード:
レトロゾール
多嚢胞性卵巣症候群
ラット
ケルセチン
卵巣保護
インスリン抵抗性
動物実験
要旨:
レトロゾールで惹起した多嚢胞性卵巣症候群のモデルラットは、黄体形成ホルモン・HOMA-I(インスリン抵抗性の指標)・AST・ビリルビン・尿酸が顕著に上昇した。一方、プロゲステロンとエストロゲンは減少した。しかし、ケルセチンの投与はこれらの異常を有意に軽減した。ケルセチンはまた、真珠糸状嚢胞性の外観から、正常な卵巣間質に回復した。