ケルセチンによるエピジェネティックな制御: 生物学的メカニズムに焦点を当てた包括的な総説
Epigenetic regulation by quercetin: a comprehensive review focused on its biological mechanisms
- 出典:
- Critical Reviews in Food Science and Nutrition
- 2024
- 64
- in press
- DOI:
- 10.1080/10408398.2023.2278760
- 要旨:
- エピジェネティクスとは、DNA塩基配列の変化を伴わない、遺伝子発現の可逆的な修飾である。本総説では食物性のケルセチンに着目して、そのエピジェネティックな調節因子としての機能を論じる。すなわち、エピジェネティックなメカニズムを介したin vitroおよびin vivo モデルにおける、ケルセチンの影響の事例を整理した。