ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ランブル鞭毛虫がラットに誘発した感染症における、ケルセチンとキトサンの寄生虫駆除作用・肝保護作用・抗酸化作用

Evaluation of the Antiparasitic, Antihepatotoxicity, and Antioxidant Efficacy of Quercetin and Chitosan, Either Alone or in Combination, against Infection Induced by Giardia lamblia in Male Rats

著作名:
Bander Albogami
出典:
Life
2023
13
2316
DOI:
10.3390/life13122316
キーワード:
ランブル鞭毛虫
ラット
ケルセチン
キトサン
寄生虫
肝保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
ランブル鞭毛虫に感染したラットに、ケルセチン、キトサン、両者の組合せをそれぞれ投与した。その結果、便中の寄生虫の数が対照と比べて顕著に低減したが、組合せは単独投与と比べて良好な結果となった。血中のALT・AST・クレアチニン・尿素の軽減効果も、組合せが単独投与を上回った。肝組織におけるSOD・カタラーゼ・GSHの上昇と、マロンジアルデヒドの減少も同様の傾向を示した。