ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとオメガ-3脂肪酸は、カドミウムがラットに誘発した生殖パラメーターの変化を改善する

Ameliorative Potentials of Quercetin and Omega-3 Fatty Acid on Cadmium-Induced Alterations in Reproductive Parameters in Rats

著作名:
C. G. Gekpe
P. U. Adie
J. A. Beshel
O. E. Ofem
出典:
International Journal of Innovative Science and Research Technology
2023
8
780-792
DOI:
10.5281/zenodo.10209988
キーワード:
カドミウム
ラット
ケルセチン
オメガ-3脂肪酸
精巣保護
精子保護
動物実験
要旨:
カドミウムを投与したラットは、精子の数・運動性・生存率が大幅に減少し、テストステロン・黄体形成ホルモン・卵胞刺激ホルモンの減少も顕著であった。カドミウムはまた、精細管とセルトリ細胞に損傷と空胞化を誘発した。ケルセチンもしくはオメガ-3脂肪酸の投与は、この様な異常を軽減して精巣保護効果を示したが、両者の組合せは更に良好な結果を与えた。