没食子酸エピガロカテキン(EGCG)とイソケルセチンはレムデシビルと相乗効果を発揮して、in vitroでSARS-CoV-2の複製を抑制する
Epigallocatechin Gallate and Isoquercetin Synergize With Remdesivir to Reduce SARS-CoV-2 Replication In Vitro
- 出典:
- Frontiers in Virology
- 2022
- 2
- 956113
- DOI:
- 10.3389/fviro.2022.956113
- 要旨:
- 没食子酸エピガロカテキン(EGCG)とイソケルセチンは、既存薬レムデシビルの抗SARS-CoV-2作用を、相乗的に増強した。同ウィルスに対するEG50値は、レムデシビルが9.18±4.88 μM、EGCGが85.65±6.45 μM、イソケルセチンが23.99±1.07 μMであった。濃度が1.25~20 μMのレムデシビルに、EGCGもしくはイソケルセチンを62.5 μMの濃度で組合せると、いずれも<1.25 μMのEG50値を示した。