ケルセチンはホルミシスを介して化学防御効果を誘導する
Quercetin induces its chemoprotective effects via hormesis
- 著作名:
- Edward J. Calabrese
- A. Wallace Hayes
- Peter Pressman
- Gaurav Dhawan
- Rachna Kapoor
- Evgenios Agathokleous
- Vittorio Calabrese
- 出典:
- Food and Chemical Toxicology
- 2024
- 184
- 114419
- DOI:
- 10.1016/j.fct.2023.114419
- 要旨:
- ケルセチンが示す濃度/用量応答のデータを基に、ホルミシスの可能性を論じた総説。ホルミシスとは、わずかの量が体に良い働きをするが、高濃度・大量に用いられた場合は有害となる現象である。ケルセチンのホルミシス用量応答は広く普及しており、生物学的モデル・細胞の種類・エンドポイントに依存しないことを実例で示した。