ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

食物性バイオフラボノイドのイソケルシトリンにおけるヒト卵巣癌細胞のin vitro応答

In vitro response of human ovarian cancer cells to dietary bioflavonoid isoquercitrin

要旨:
イソケルシトリンは、ヒト由来卵巣癌細胞株OVCAR-3の生存率・アポトーシス・TGF-β1の放出に、対照と比べて有意な変化を起こさなかった。低濃度(5~25 μg/mL)のイソケルシトリンは、OVCAR-3内の活性酸素種の生成を抑制し、反対に高濃度(50~100 μg/mL)ではOVCAR-3に酸化ストレスを与えた。