ケルセチンとクルクミンとの共封入を目的とする、ゼインナノ粒子の安定化におけるカゼイン塩とウシ血清アルブミンの比較
Caseinate vs bovine serum albumin on stabilizing zein nanoparticles for co-entrapping quercetin and curcumin
- 出典:
- Colloids and Surfaces A: Physicochemical and Engineering Aspects
- 2024
- 683
- 133041
- DOI:
- 10.1016/j.colsurfa.2023.133041
- 要旨:
- ゼイン/カゼイン塩ナノ粒子(CA-NPs)とゼイン/ウシ血清アルブミンナノ粒子(BSA-NPs)を別々に調製し、それぞれにケルセチンとクルクミンとを共担持した。長期保存中にケルセチンとクルクミンを保持する能力はCA-NPsが優れていたが、熱安定性はBSA-NPsが優れていた。クルクミンの放出速度はCA-NPsの方が高く、ケルセチンの放出速度はBSA-NPsの方が高かった。