アフラトキシンB1およびケルセチンの摂取における、ローフーの肝組織形態の変化
Histomorphological Alterations in the Liver of Labeo rohita Exposed to Aflatoxin B1 and Quercetin-Enriched Diets
- 出典:
- National Academy Science Letters
- 2024
- 47
- 425–432
- DOI:
- 10.1007/s40009-023-01369-x
- 要旨:
- ローフー(Labeo rohita、インドの淡水魚)の幼魚を5群に分け、以下の餌で90日間飼育した。1) 通常の餌、2) アフラトキシンB1(AFB1)を100 ppb含む餌、3) AFB1 25 ppbとケルセチン200 mgを含む餌、4) AFB1 50 ppbとケルセチン200 mgを含む餌、5) AFB1 100 ppbとケルセチン200 mgを含む餌。1)と2)の肝組織を比較すると、AFB1は肝細胞の空胞化・膜の完全性の喪失・うっ血・静脈核の浸潤をもたらした。しかし、3)では病変が顕著に改善された。