マンギフェリンとケルセチンの単回摂取がバスケットボールの成績に及ぼす影響: ハイレベルな男子選手を対象とする二重盲検クロスオーバー研究
Effects of a Singular Dose of Mangiferin–Quercetin Supplementation on Basketball Performance: A Double-Blind Crossover Study of High-Level Male Players
- 著作名:
- Dimitrios I. Bourdas
- Antonios K. Travlos
- Athanasios Souglis
- Georgia Stavropoulou
- Emmanouil Zacharakis
- Dimitrios C. Gofas
- Panteleimon Bakirtzoglou
- 出典:
- Nutrients
- 2024
- 16
- 170
- DOI:
- 10.3390/nu16010170
- 要旨:
- ギリシャのバスケットボール国内リーグ上位3チームから選ばれた男子選手38名を対象に、マンギフェリンとケルセチンの摂取がプレイに与える影響を検証した臨床研究。被験者を2群に分け、片方の19名はマンギフェリン84 mgとケルセチン140 mgを摂取して介入群とし、残る19名は対照群としてプラセボを摂取した。摂取1時間後に、ゲームでの動きをシミュレーションしたテストを行った。テストは、30秒間のアクティビティが24種類で構成される。4件の評価項目の内、サーキットタイム(P=0.013)および努力の指標(P=0.004)に群間有意差を認め、血中の乳酸濃度(P=0.054)はギリギリの効果で、スプリントタイム(P=0.113)には介入効果を認めなかった。なお、試験は適切なウォッシュアウト期間を設け、クロスオーバーで実施した。