ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソケルセチン(ケルセチン-3-O-グルコシド)のコロナウィルスを含む抗ウィルス作用

Antiviral Significance of Isoquercetin (Quercetin-3-O-Glucoside) With Special Reference to its Anti-Coronaviral Potential

著作名:
Pawan K. Agrawal
Gerald Blunden
Claus Jacob
出典:
Natural Product Communications
2024
19
10.1177/1934578X231219560
DOI:
10.1177/1934578X231219560
キーワード:
総説
イソケルセチン
抗ウィルス作用
SARS-CoV-2
ACE2
3CLpro
臨床研究
レムデシビル
要旨:
SARS-CoV-2を中心に、イソケルセチンの抗ウィルス作用をハイライトした総説。まず、SARS-CoV-2以外のヘルペス・インフルエンザ・エボラ・ジカ・マヤロ・デングの各ウィルスに対するイソケルセチンの効果を報告した論文を整理する。SARS-CoV-2に関しては、標的蛋白質であるACE2と3CLproのvitro阻害データと分子ドッキングを詳細に論じる。SARS-CoV-2におけるイソケルセチンの臨床研究に関しては、進行中あるいは解析中で論文化されていない3件と、論文1件を取上げた。最後に、イソケルセチンとレムデシビルとの相乗効果に言及する。