ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ガンマ線照射が糖尿病ラットに誘発した舌毒性における、メトホルミンとケルセチンによる改善

The efficacy of using metformin and/or quercetin for amelioration of gamma-irradiation induced tongue toxicity in diabetic rats

著作名:
Salwa Farid Ahmed
Mostafa A. Bakr
Amr H. Rasmy
出典:
BMC Oral Health
2024
24
110
DOI:
10.1186/s12903-024-03871-0
キーワード:
糖尿病
ガンマ線
ラット
メトホルミン
ケルセチン
舌保護
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、ガンマ線を照射すると、血糖値が上昇して糖尿病を悪化した。メトホルミンもしくはケルセチンの投与は血糖値を改善したが、両者を組合せると、さらに良好な結果を与えた。ガンマ線は舌の構造に病変をもたらし、舌層を厚くしたが、メトホルミンもしくはケルセチンの単独投与で部分的に改善し、組合せが最も効果的に改善した。