ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

骨粗鬆症におけるケルセチンの薬理学的および機構的側面

Pharmacological and Mechanistic Aspects of Quercetin in Osteoporosis

著作名:
Tingting Deng
Wenyu Ding
Xixue Lu
Qinghao Zhang
Jinxin Du
Lijuan Wang
Meina Yang
Ying Yin
Fanjie Liu
出典:
Frontiers in Pharmacology
2024
15
1338951
DOI:
10.3389/fphar.2024.1338951
キーワード:
総説
骨粗鬆症
ケルセチン
作用機序
要旨:
ケルセチンの骨粗鬆症に対する効果をまとめた総説。骨芽細胞の分化と活性を増加させ、破骨細胞の分化と活性を低下するメカニズムとして、ケルセチンが関与するシグナル伝達経路を網羅した。シグナル伝達はWnt/β-カテニン・BMP/SMAD/RUNX2・OPG/RANKL/RANK・ERK/JNKに章分けし、さらに抗酸化作用と抗炎症作用を加えて、ケルセチンの作用機序を論じる。