ケルセチンはオートファジーを活性化して、過酸化水素が誘発した老化と傷害からラットの卵巣顆粒膜細胞を保護する
Quercetin activates autophagy to protect rats ovarian granulosa cells from H2O2-induced aging and injury
- 出典:
- European Journal of Pharmacology
- 2024
- 966
- 176339
- DOI:
- 10.1016/j.ejphar.2024.176339
- 要旨:
- ラット由来の卵巣顆粒膜細胞を過酸化水素で刺激して、卵巣の老化と傷害の細胞モデルとした。ケルセチンの投与は、同細胞の生存率と内分泌機能を改善し、アポトーシスを抑制した。ケルセチンは各種オートファジーマーカー(Atg5・Atg12・Atg16L・Lc3B II/I・Beclin-1)を上昇しており、オートファジーの活性化による卵巣顆粒膜細胞の老化と傷害の抑制を示唆した。