ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ジメチルニトロソアミンが誘発しフェノバルビタールが促進する肝細胞癌のラットモデルにおける、ケルセチン・シリマリン・両者の組合せを封入したニオソームの効果

Effect of Niosomal Encapsulation of Quercetin and Silymarin and their Combination on Dimethylnitrosoamine-induced and Phenobarbitalpromoted Hepatocellular Carcinoma in Rat Model

著作名:
Devendra S. Shirode
Dinesh Raut
Nikita Saraswat
出典:
Current Drug Discovery Technologies
2024
21
e250124226254
DOI:
10.2174/0115701638278205231231153851
キーワード:
ケルセチン
シリマリン
ニオソーム
肝細胞癌
ラット
相乗効果
抗酸化作用
動物実験
要旨:
ジメチルニトロソアミンで惹起した肝細胞癌のモデルラットに、ケルセチンのみ含むニオソーム、シリマリンのみ含むニオソーム、両者の組合せを含むニオソームをそれぞれ投与した。組合せのニオソーム製剤は、α-フェトプロテイン(肝細胞癌で高発現する糖蛋白)と癌胎児性抗原を顕著に低減し、肝細胞癌で減少した抗酸化物質(SODおよび一酸化窒素)を回復した。