ケルセチンを担持したステアリン酸ナノ粒子による、ラットの関節リウマチ治療の可能性
Rheumatoid Arthritis Treatment Potential of Stearic Acid Nanoparticles of Quercetin in Rats
- 出典:
- ACS Omega
- 2024
- 9
- 7003–7011
- DOI:
- 10.1021/acsomega.3c08870
- 要旨:
- ホットメルト封入法にてケルセチンを担持したステアリン酸ナノ粒子を調製して、粒径が100 nmでゼータ電位が−25 mVのナノ製剤を得た。関節リウマチのモデルラットに投与すると、TNF-αに代表される炎症性メディエーターを有意に低下して、症状を大幅に軽減した。