ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ホースグラム抽出物は、シュウ酸ナトリウムがラットの腎臓に誘発する酸化不均衡に対抗する: 植物成分間におけるケルセチンとケンフェロールの優位性の予測

Macrotyloma Uniflorum Extract Counteracts Oxidative Imbalance Induced in Vitro by Sodium Oxalate in the Rat Kidney: In Silico Prediction of Quercetin and Kaempferol Superiority among Fitocomponents

著作名:
Sarmistha Saha
Brigitta Buttari
Elisabetta Profumo
Luciano Saso
出典:
Journal of Biological Regulators and Homeostatic Agents
2023
37
3929-3940
DOI:
10.23812/j.biol.regul.homeost.agents.20233707.388
キーワード:
ホースグラム抽出物
ケルセチン
ケンフェロール
β-シトステロール
腎保護
抗酸化作用
ex vivo
分子ドッキング
要旨:
分子ドッキングにてケルセチンは、抗酸化酵素(SOD・カタラーゼ・GST・GR)と高い親和性を示し、in silicoにおけるADMET解析も薬の性質を支持した。ラットから採取した腎組織を用いるex vivo実験にて、ホースグラム(アフリカ原産で、インドやミャンマーで食用される豆)抽出物とその成分であるケルセチン・ケンフェロール・β-シトステロールの薬効を評価した。シュウ酸ナトリウムで刺激したラットの腎組織にて、4検体とも用量依存的に、過酸化脂質を減少し、SOD・カタラーゼ・GRを増大した。