ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ナノ乳化ゲル製剤へのケルセチン配合の最適化と抗菌活性の評価

Optimization and physical characterization of quercetin nanoemulgel formula as an antibacterial agent

著作名:
Rini Dwiastuti
Katarina Noralita Bahar Gumilar
Hartati Yuliani
出典:
International Journal of Applied Pharmaceutics
2023
15 (1)
104–110
DOI:
10.22159/ijap.2023v15i1.46737
キーワード:
ケルセチン
ナノ乳化ゲル製剤
黄色ブドウ球菌
抗菌活性
要旨:
油層にココナッツオイル、界面活性剤にTween 80、補助界面活性剤にSpan 80を用いてナノ乳化ゲル製剤を設計し、3成分の配合比率を因子計画法で最適化した。ケルセチンを加えた製剤は、粒径が62.5 nm、ゼータ電位が−26.7±0.154 mVであった。ナノ製剤は、ケルセチン濃度2 mg/mL相当で黄色ブドウ球菌の発育を阻害した。