ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高フルクトース食に起因するラットの非アルコール性脂肪肝疾患および脂質異常症の発症における、離乳後2週間のケルセチン投与の影響

Effect of quercetin administration during the first two weeks post-weaning on the development of non-alcoholic fatty liver disease and dyslipidaemia in Sprague Dawley rats fed a high fructose diet

著作名:
Ramatsobane Tladi
Kennedy H. Erlwanger
Janine Donaldson
出典:
General Physiology and Biophysics
2024
43
25–36
DOI:
10.4149/gpb_2023033
キーワード:
フルクトース
ケルセチン
中性脂肪
ラット
動物実験
要旨:
21日齢(離乳時)のラットを、1) 通常食でケルセチン投与、2) 通常食でケルセチン無投与、3) 高フルクトース食でケルセチン投与、4) 高フルクトース食でケルセチン無投与、の4群に分けた。ケルセチン投与は2週間継続し、高フルクトース食はさらに6週間継続して計8週間の投与期間とした。血中中性脂肪を測定した結果、オスは群間差を認めなかった。一方メスでは、高フルクトース食が血中中性脂肪を顕著に上昇し、ケルセチンによる改善効果を認めた。