メタボリックシンドロームを背景とする非アルコール性脂肪肝疾患患者の高脂血症の治療における、ケルセチンの併用効果
Increasing the efficiency of hypolipidemic therapy with the combined use of quercetin in patients with non-alcoholic fatty liver disease on the background of the metabolic syndrome
- 著作名:
- Lyudmila Kravchenko
- Liana Unhurian
- Svetlana Kоtiuzhinska
- Yana Ivanova
- Maya Obrazenko
- Liudmyla Zahorodnya
- Tetiana Yamilova
- 出典:
- Česká a Slovenská Farmacie
- 2023
- 72
- 296–302
- DOI:
- ?
- 要旨:
- メタボリックシンドロームを背景とする非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)患者の治療における、ケルセチンの併用が与える影響を検証した臨床研究。被験者86名を2群に分け、対照群45名は通常の治療としてロスバスタチンの投薬のみ行った。介入群41名は、ロスバスタチンの投薬に加えて、ケルセチン40 mgを1日3回摂取した。治療90日目の血液検査の結果、NAFLDの監視項目の一つである血中サイトケラチン-18は、ケルセチン併用群にて有意に低下した(P<0.05)。