ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ビスホスホナートのラットの舌への影響とルチンの保護的役割: 光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡による研究

Bisphosphonate’s effect on the tongue in adult male albino rats and the possible protective role of rutin: light and scanning electron microscopic study

著作名:
Dalia El-sayed El-ghazouly
Rania Ibrahim Yassien
出典:
Anatomy & Cell Biology
2024
57
129-142
DOI:
10.5115/acb.23.230
キーワード:
アレンドロン酸
ラット
ルチン
舌保護
動物実験
要旨:
ビスホスホナート系骨粗鬆症治療薬アレンドロン酸を投与したラットは、舌の構造変化を認めた。舌乳頭(舌表面粘膜の突起)の高さが減少し、萎縮が見られ、局所的な喪失領域が存在した。うっ血を伴う炎症性細胞の浸潤・Bcl-2の減少・コラーゲンの増大も顕著であった。しかし、ルチンの共投与はこの様な異常を軽減して、保護効果を示した。