ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

敗血症の有望な治療法としてのケルセチンとケルセチン類縁体

Unlocking the Potential: Quercetin and Its Natural Derivatives as Promising Therapeutics for Sepsis

著作名:
Tian Wang
Linxi Lv
Hui Feng
Wei Gu
出典:
Biomedicines
2024
12
444
DOI:
10.3390/biomedicines12020444
キーワード:
総説
敗血症
ケルセチン
ケルセチン類縁体
作用機序
要旨:
ケルセチンおよびケルセチン類縁体11種の、敗血症に対する効果を報告した論文を網羅した総説。各化合物毎(ケルセチン・ケルセチン-3-グルクロン酸・ケルセチン-3-キシロシド・ルチン・イソケルセチン・ケルセチン-3-サンブビオシド・ケルシトリン・ケルセチン-4'-グルコシド・ラムネチン・4'-O-メチルケルセチン・6-メチルルテオリン・イソラムネチン)に章分けして、作用機序を論じる。集約すると、PI3K/AKT/NF-κB・Nrf2/ARE・MAPKの各経路を介する抗酸化作用と抗炎症作用である。