ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンナノ粒子の合成・物性評価・エチオンがラットに誘発した酸化ストレスの改善効果

Synthesis, characterization and ameliorating effect of quercetin nanoparticles against ethion-induced oxidative stress in male rats

著作名:
D. Ranjith
Dhaval J. Kamothi
C. L. Madhu
P. K. Padhi
Dinesh Kumar
A. G.Telang
出典:
Exploratory Animal and Medical Research
2023
13
231-242
DOI:
10.52635/eamr/13.2.231-242
キーワード:
エチオン
ラット
酸化ストレス
ケルセチンナノ粒子
動物実験
要旨:
ケルセチンの水溶性の低さを解決すべく、ナノ粒子を合成した。殺虫剤エチオンを投与したラットは、血中の過酸化脂質とマロンジアルデヒドが増大し、SOD・カタラーゼ・グルタチオン・GPx・GRは減少した。通常のケルセチンまたはケルセチンナノ粒子をそれぞれ投与すると、改善効果を示した。全ての評価項目において、ナノ粒子は通常のケルセチンより良好な結果であった。