ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

AtMYB12転写因子の過剰発現は、ダイコン中のケルセチン依存性代謝産物を増強する

Overexpression of AtMYB12 transcription factor simultaneously enhances quercetin-dependent metabolites in radish callus

著作名:
Muthusamy Balasubramanian
Shanmugam Girija
出典:
Heliyon
2024
10
e27053
DOI:
10.1016/j.heliyon.2024.e27053
キーワード:
ダイコン
AtMYB12
アグロバクテリウム
ケルセチン
植物実験
要旨:
ダイコンの種を、転写因子AtMYB12を有するアグロバクテリウム(土壌細菌の一種)に感染させた。得られた遺伝子導入ダイコンはAtMYB12が過剰発現し、フラボノイド生合成遺伝子と抗酸化遺伝子の発現が野生種と比べて増加した。ダイコンの瘤におけるケルセチン含量は、野生種の9.4倍であった。