低酸素がローフーに誘発した血液および組織の病変は、ケルセチンが改善する
Efficacy of quercetin in ameliorating hypoxia-induced hematological and histopathological alterations in rohu Labeo rohita
- 出典:
- Fish Physiology and Biochemistry
- 2024
- 50
- 1171–1187
- DOI:
- 10.1007/s10695-024-01329-2
- 要旨:
- ローフー(Labeo rohita、インドの淡水魚)を低酸素(3~4 ppm)の水で30日飼育すると、通常の酸素下(5 ppm)に比べて、血液パラメータに悪影響を及ぼした。低酸素はまた、脳ニューロンの変性による機能障害・腎組織の色素沈着・えらの厚みの増加・肝組織の拡張をもたらした。しかし、ケルセチンの投与は用量依存的にこの様な病変を改善して、保護効果を示した。