ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

胃癌にてケルセチンは、ATG5媒介オートファジー依存性フェロトーシスを促進する

Quercetin promotes ATG5-mediating autophagy-dependent ferroptosis in gastric cancer

著作名:
Ju Huang
Jian Chen
Jingnan Li
出典:
Journal of Molecular Histology
2024
55
211–225
DOI:
10.1007/s10735-024-10186-5
キーワード:
胃癌
AGS
MKN45
ケルセチン
ATG5
オートファジー
フェロトーシス
要旨:
ケルセチンは、胃癌細胞株AGSおよびMKN45の生存率を顕著に低下した。ケルセチンの抗癌作用の根底にはベクリン1およびLC3Bの調節があったが、ATG5のサイレシングはケルセチンの効果全てを打消した。よって、オートファジーが媒介するフェロトーシスを、ケルセチンが促進した。