ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

親油性植物成分であるレスベラトロール・コエンザイムQ10・ケルセチンの体内溶解性の予測

In vivo predictive dissolution of the lipophilic phytochemicals trans-resveratrol, coenzyme Q10 and quercetin

著作名:
Marvin Benedikt Brenner
Matthias Wüst
Jan Frank
Karl G. Wagner
出典:
Journal of Drug Delivery Science and Technology
2024
95
105561
DOI:
10.1016/j.jddst.2024.105561
キーワード:
体内溶解性
二相性溶解法
レスベラトロール
コエンザイムQ10
ケルセチン
物性評価
要旨:
レスベラトロール・コエンザイムQ10・ケルセチンの経口製剤におけるヒト薬物動態データを利用して、これらの体内溶解性を予測するin vitro二相性溶解法を確立した。レスベラトロール製剤とコエンザイムQ10製剤の場合は、水性の非シンク溶解と有機吸収シンクの組合せによる二相性溶解法のみが、物性評価を可能にした。ケルセチン製剤に関しては、二相性溶解法は必須ではないが、有利ではあった。