ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

腫瘍のDNAのメチル化におけるケルセチンの治療効果: 最新の総説

Effects of quercetin on the DNA methylation pattern in tumor therapy: an updated review

著作名:
Qin Wang
Chen Ma
Nan Wang
Huixian Mao
出典:
Food & Function
2024
15
3897-3907
DOI:
10.1039/D3FO03831A
キーワード:
総説
ケルセチン
DNAのメチル化
抗癌作用
作用機序
要旨:
抗癌作用に関して、DNAのメチル化に対抗するケルセチンの効果に焦点を当てた総説。まず、イントロ代わりにケルセチンの構造と所在する食物を述べ、続いてDNAのメチル化を概説する。本論では、腫瘍遺伝子の発現の抑制・DNAメチル化酵素の変化・他のポリフェノールとの相乗効果に章分けして、ケルセチンの作用機序を論じる。ケルセチンのバイオアベイラビリティを向上するためのDDS戦略にも言及する。