ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

COVID-19におけるケルセチンまたはケルセチンを含む製剤の効果とメカニズム: 実験室から臨床現場まで

Effect and mechanism of quercetin or quercetin-containing formulas against COVID-19: From bench to bedside

著作名:
Jhong Yuan Chen
Tsung Rung Huang
Shih Yun Hsu
Ching Chun Huang
Huei Syun Wang
Jung San Chang
出典:
Phytotherapy Research
2024
38
2597-2618
DOI:
10.1002/ptr.8175
キーワード:
総説
ケルセチン
COVID-19
要旨:
COVID-19に対するケルセチンのエビデンスを、基礎的および臨床的側面からに包括的に評価した総説。各種データベースを検索して得たランダム化比較試験の論文は全て、方法論に何らかの欠陥を認めた。従って、ケルセチンには、COVID-19に確固たる臨床的証拠はないと結論した。バイオアベイラビリティの向上もしくは効果的な誘導体の開発する戦略が必要である。