完全フロイントアジュバントが誘発した関節炎のモデルラットにおける、ケルセチンとクルクミンとの組合せの効果
To Carry Out Anti-Arthritic Activity of Combination of Quercetin and Curcumin Using FCA (Freund’s Complete Adjuvant) Induced Arthritis in Laboratory Rats
- 出典:
- Journal of Drug Delivery and Therapeutics
- 2024
- 14 (3)
- 80-87
- DOI:
- 10.22270/jddt.v14i3.6463
- 要旨:
- 完全フロイントアジュバントで惹起した関節炎のモデルラットに、ケルセチン・クルクミン・両者の組合せ・レフルノミドをそれぞれ投与した。レフルノミドはポジコンとして、足と関節の腫れを縮小し、知覚過敏を改善した。レフルノミドはまた、血中のAST・ALT・C反応性蛋白質と、肝中のマロンジアルデヒド・一酸化窒素を減少した。ケルセチンとクルクミンの単独投与は改善効果を示したが、レフルノミドには及ばなかった。しかし、両者の組合せは、レフルノミドと同等の改善効果を示した。