オレガノから単離したケルセチンのSchiff塩基を用いる金属錯体の合成・物性評価・抗菌活性
Synthesis, characterization, and antimicrobial activity of metal complexes derived from Schiff base of quercetin extracted from Origanum vulgare L.
- 出典：
- Materials Chemistry and Physics
- 2024
- 317
- 129207
- DOI：
- 10.1016/j.matchemphys.2024.129207
- 要旨：
- ケルセチンとエタノールアミンとを縮合してSchiff塩基を得て、さらに種々の金属(銅・ニッケル・亜鉛・鉄・コバルト)錯体を合成した。これらの構造は、各種スペクトロスコピーより確認した。いずれの金属錯体も、大腸菌・緑膿菌に抗菌活性を示し、Candida albicansに抗真菌活性を示した。