ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

植物Mussaenda recurvataから得たフラボノイド配糖体の抗菌活性およびα-グルコシダーゼ阻害活性: in vitro および in silicoアプローチ

Antimicrobial and alpha-glucosidase inhibitory flavonoid glycosides from the plant Mussaenda recurvata: in vitro and in silico approaches

要旨:
アカネ科の植物Mussaenda recurvataの地上部から、7種のフラボノイド配糖体を単離した。内1個は新規化合物であり、NMRより構造決定した。それ以外の成分は、アストラガリン・イソケルシトリン・ニコチフロリン・ルチン・ヘスペリジン・ネオヘスペリジンであった。7個のα-グルコシダーゼ阻害活性は、IC50値が35.6~239.1 g /mLの範囲であった。抗菌および抗真菌活性を試験した結果、ヘスペリジンは、真菌Trichophyton mentagrophytesに最小発育阻止濃度12.5 μMの強い活性を示した。